作庭日殖 TEL 0742−48−1156

  庭木の手入れは剪定作業から・・


わたしたちは大手の造園業者とはちがい、少人数で剪定作業をしているため、毎年職人の手がかわることはありません。そのためわたしたちも毎年の剪定作業の中で、施主さんのお庭を自分たちの庭のように木を育て、
木作りを楽しんで作業をしています。 花芽を残し、ていねいに整枝した翌年、施主さんに「今年はたくさん花が咲いたよ」とか「きれかったで」といってもらうと自分の庭をほめてもらってるようにうれしいです。こんな時世のなか、庭木を見て”いやし”を感じてもらえたらなーと思います


まず、剪定作業とは??・・・・のびたから切るのでしょうか!?いえいえ、お手入れってなに?
いつ剪定するのが一番?・・・・よくあるご質問。お庭にどんな木がありますか?
いくらくらいかかる?・・・・安いか高いかは他社と比べてくださいっ
安く剪定するには?・・・・サービス期間を利用してください!
松のお手入れについて・・・・5月の「緑つみ作業とは?」年末の「みがき」とは?
花が咲かないんだけどー???・・・・「花後の剪定」で翌年の花芽をつくるのよっ

剪定作業とは??
庭木とは自然の木を人が庭で楽しむために小さく作った樹木。・・ということは手入れをしないと???大きくなって風情がなくなり、害虫の被害にあったり病気になることも。あげくのはてに邪魔者扱いされて・・・・。人が作った庭木を人が庭に植えたのだから、人が手入れをしてやってこそ本来の庭木の姿になるんじゃないでしょうか?「伸びたから切る」「邪魔だから切る」「落ち葉が迷惑だから切る」これじゃやっぱり生きている樹木もかわいそうですよね。伸びようとする木の性質を知った上で整枝し、庭の中で私たちと一緒にすごしていけたらと思います。こうした木を”小さく育てる”という作業が「剪定作業」です。
親方のつぶやき:「その家の庭をみれば住む人の性格や家の中が見える・・・」
いつ剪定するのが一番?   戻る
新規のお客さんによく聞かれるご質問。本来庭木の剪定は夏の剪定と、冬の剪定の二回と、花木の花後の剪定(たとえばサツキやツツジなど)、マツのミドリ摘みと手間のかかるものですが、なかなか費用のかかることで難しいかと思います。そういった上で一年に一回となると剪定時期が重要となるのですが、まずはお庭の樹を見て「メインの木」がなになのか・・ということがポイントのひとつになります。
夏の剪定に適するお庭:7月から10月(充実期)常緑樹、たとえばカシ類やツゲなどをメインとするような種類が多いお庭。特にマキは寒風には弱いので9月末までに剪定してやるのが理想。
冬の剪定に適するお庭:11月から12月(休眠期)落葉樹が多いお庭。落葉樹は夏の暑い日差しから自分の葉で守っています。すこし涼しくなるころからの剪定が理想。

といってもなかなか難しいですね。植木屋に聞くのが一番かも・・・・。
いくらくらいかかる?   戻る
料金の見積の基準は、お庭の手入れに一日何人の職人が(人区)、何日かかってどれくらいの残材処分費がかかるかということ。わたしたちの一日の作業日は1人区¥20,000。
たとえば一日で二人の職人が作業して終わると2人区ということで¥40,000で残材処分に実費¥5,000かかったとして¥45,000と消費税という見積になります。見積、相談は無料です。気軽に電話してくださいね!
  「何社か見積をとって比較することが大切でっせ。」
安く剪定するには?   戻る
年末近くになるとどこの植木屋さんも大忙し。(まあいろいろですけど!?)わたしたちは毎年同じ時期に同じ職人が剪定にいくので毎年のスケジュールはほとんど決まっています。少しでも安く、剪定を希望される施主さんには剪定シーズン本番前の6月末までの期間に剪定されることをお勧めしています。この時期は比較的スケジュールに空きがあるのでお安く、サービス期間として1人区¥20,000を¥18,000にさせていただいています。安いからといっても職人の手入れの質にはなんにもかわりありませんので一度ご検討くださいね。
マツのお手入れについて(緑摘み・ろうそく摘み)   戻る 

緑摘みのビフォーアフターです。写真の上にマウスをおくと作業後の写真になるよ!

マツは下から見上げて空がすっきりと見えるようにそして下の枝にまで日光が良くあたるように丁寧に手もみ作業で行っています。手もみ作業とは混んでいる葉をハサミではなく手でもみとるように整枝することをいいます。この作業は基本的に夏に行い、年末には「みがき」といっておなじように手で古い葉をもみとり、以前に切った枝のこぶをハサミできれいに元切りし美しくする作業を行います。そのためにも5月には「緑摘み」という作業をします。緑摘みは今年でたマツの新芽(ろうそく)をやわらかいうちに手で折り取り、枝の節間を短くし、芽数を調節します。そうしていちねんを通じ、「枝ぶり」をつくっていきます。
  「マツは金くいとはよくいわれたもの・・。でも日本の文化ではないか・・・・?」
花が咲かないんだけどー?   戻る
サツキやツツジといった根占とする花木が咲かないとおっしゃる施主さんもしばしば。花を咲かせる樹には「花芽の分化時期」というのがあります。たとえばサツキなどは6月上旬と早いため、年一回の剪定の時期が6月末以降であると、せっかくできた翌年の花芽を剪定によって切り落としてしまうということに・・・・。しかし剪定しないとどんどん大きくなってしまうし。本来はサツキ・ツツジの刈り込みは花が終わってというより、八分終わったくらいで思い切って刈り込むのがいい。わたしたちは年間作業の中でご希望のお宅には5月末にこうした花木だけの剪定におじゃまします。ご家庭でも簡単にできますので、一度花の終わりかけにちょっとひと手間かけてやってください。きっと来年もたくさん花をみせてくれますよ。 それとやはりある程度の日当たりと水遣りが必要です。大きな木の下に根占として植栽してある場合、日照不足により花が咲かないこともあります。そんなときは剪定にお邪魔したときに一声かけてください。下草にも日が当たるような剪定方法もありますから。

庭木を楽しむことは簡単です。疑問に思ったことはどんなことでもメールや電話で相談してくださいね。
ここからどうぞっ。

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sakutei/2004